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油断禁物!熱中症で高齢者に出る症状は?応急処置は?予防法は?

   

暑い時期が今年もやってきました。

そこで毎年話題に上がるのが「熱中症」。

近年では異常気象がひと昔よりもひどくなり、夏場の気温は30度を超えることが当たり前、
35度の時もしばしば。暑いところだと40度前後まで行くところがありますね。

そこで昔よりも熱中症にかかる方が増えているのですが、その中でも特に危険なのが「高齢者」です。

熱中症2

あなたのご家族の中におじいちゃん、おばあちゃんはいませんか?

「おじいちゃん、おばあちゃん今年の夏は大丈夫かな…。」

そんな悩みにお答えしまして

・油断禁物!熱中症で高齢者に出る症状は?

・熱中症の応急処置 高齢者にはどうする?

・危険な熱中症の高齢者の予防法は?

をご紹介します!

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油断禁物!熱中症で高齢者に出る症状は?

高齢者に言えることだけではありませんが熱中症の症状は軽症〜重症によって段階的に変化していきます。

軽症
めまい、立ちくらみ、こむら返り(足がつる)、大量の汗

中症
頭痛、吐き気、体がだるい、体に力が入らない、ぼーっとする(集中力、判断力の低下)

重症
意識障害(呼びかけに対し反応がおかしい、会話がおかしいなど)、けいれん、
運動障害(普段通りに歩けないなど)

上記のような症状は高齢者にかかわらず、若い人にも現れます。

高齢者が若者よりも熱中症にたいして気をつけなければいけない理由は、若者よりも高齢者の方が圧倒的に熱中症になりやすいからです。

どうして高齢者は熱中症になりやすいのでしょうか?
原因は3つあります。

①体温調節能力の低下
人間は汗をかくことによって体温を下げるなどし、体温を調節しています。この能力が加齢とともに低下します。
年齢を重ねるごとに、だんだん汗をかかなくなってしまい、さらに汗をかかないからという理由で数日間お風呂に入らない高齢者が大変多いです。そうすると皮脂が体の表面をおおってより汗をかかなくなってしまうのです。その結果、体は汗をかくことにより体温を下げることができずにどんどん体温が上昇していき熱中症になるのです。

②水を飲む量が少ない
通常だと、体が水分不足になると、脳が水分補給の指令を出し、口が渇くなどして自ずと水を飲むようにできています。
しかし高齢になるにつれこの能力がだんだん低下します。体の反応もどんどん悪くなり、軽い熱中症の症状でも気付きにくくなります。気づいた時には脱水症状になっているということも稀ではありません。
中には「トイレが近くなるから」、「尿漏れが心配だから」という理由で、水分を我慢する方もいますが、それはかなり危険な行為です。

③水分が出ていってしまう
体が脱水症状に陥ると「水分を体の外に排出しないように」と尿が濃くなるのですが、腎臓の働きも弱っているので
尿濃度はあまり濃くならず水分が排出されてしまいます。
汗が出たり、のどの渇きを覚えたら要注意です。自覚症状が無いまま倒れることもあります。

高齢者はおおむね35℃台の低体温なので、若い人が ほおやおでこに触れて同じ体温ならそれは微熱状態ということです。
また、下が乾燥すると縦じわが出てくるので周囲の人はここに注意してください。

以上の理由から高齢者は熱中症にかかりやすいというのと気づくのに遅れてしまうということがわかります。

ですので本人の注意も必要なのですが、周囲の人も気にかけてみてください。手遅れになっては命の危険があります。

熱中症の応急処置 高齢者にはどうする?

これからお伝えする熱中症の応急処置は高齢者のみではなくすべての人への応急処置法です。

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軽症の場合
涼しい場所へ移動し安静にしながら、こまめに水分補給。
※一気に飲ませても水分が体に定着しないので一口一口ゆっくり飲ませましょう。

症状が改善すれば病院の受診の必要はありません。

中症の場合
涼しい場所へ移動し、体を冷やしながら安静。その際十分な水分と塩分の補給をしましょう。

口から水を飲めなかったり、症状の改善が見られなかった場合は病院を受診しましょう。

重症の場合
涼しい場所へ移動し、安静にし、体に熱がある場合は保冷剤などで冷やしましょう。
この段階は非常に危険な状態ですのですぐさま救急車を呼びましょう。

危険な熱中症の高齢者の予防法は?

①時間を決めて水分補給を習慣にする
この時間になったら、喉が渇いてなくても水を飲むという習慣をつけておくと、水分不足にはなりません。
1日の水分摂取量の目安は、気温が通常の時でも1リットルは飲まなければならないと言われています。暑いときはなおさら、通常の倍の水分を取ることを目標にしましょう。

②汗をかいた後は水と一緒に塩分も補給する
夏場の大量の発汗の際には汗から塩分も体の外に出て行ってしまいます。
その際に水だけを飲むと血液中の塩分濃度が下がり、水分を吸収してくれなくなってしまいます。
効率的に水分を体に定着させるには水に適度な塩分と糖分が必要です。
市販のスポーツドリンクなどは体に吸収されやすいような配合になっていますのでスポーツドリンクを水で薄めて飲むのがオススメです。そのまま飲むのは糖分を摂りすぎることになってしまいますのでご注意ください。

スポーツドリンク

③部屋の中でも油断しない、こまめにエアコンや扇風機を利用する
熱中症患者の約3割が安静時に室内で発症しています。
室内だとエアコンや扇風機を利用しないと無風の状態になり、体温を外に逃がすことができないのでどんどん上昇してしまいます。また、加齢とともに感覚が鈍くなり、暑さを感じづらくなりますのでより注意が必要です。

④なるべく涼しい服装を心がける
女性など日焼けしたくない、または高齢者の方だと暑つさをそこまで感じないという理由から夏でも長袖を着ている人がいます。しかしそれだと体温の上昇の原因につながりますので夏は涼しい服装を心掛けましょう。

⑤部屋に温度湿度計を設置する
上記でもお話ししましたが、加齢が進むにつれ、感覚が鈍くなり暑さを感じないようになります。そこで部屋に温度湿度計を設置することにより、視覚的に部屋の温度を知ることができるので大変便利です。なるべく部屋の高温多湿を避けましょう。

温度計

まとめ

高齢者の熱中症は大変危険です。本人が気づかない時もありますので、家族や周囲の人が気にかけて、注意しましょう。
水分、塩分補給と高温多湿を避ける、とにかくこの二つがものすごく重要なので、これらを頭において、今年の夏も乗り切りましょう!

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